Jプロツアー開幕戦を観に修善寺へ行ってきたよ(その2)
Jプロツアー修善寺ラウンド観戦記その2になります。前回より写真マシマシなのでご注意ください。
日付は変わって、3月17日(日)。修善寺ロードレース2日目です。
修善寺駅8:20発のバスに乗り遅れると次のバスまで時間が空いてしまうため*1、早起きしていそいそと修善寺へ向かいます。
2014年に建て替えたので綺麗な修善寺駅。駅にはコンビニやレンタサイクルもあります。
CSC行きのバスは奥側の9番線から。ちなみに2日続けて伊豆箱根鉄道&バスを利用するなら「伊豆ドリームパス 富士見路ルート(2日間有効)」がおすすめです。
定刻通りに来たバスに乗り込むと約20分程でCSCへ。前日と同じく入口で入場券を購入して中へ入ります。
園内からは/^o^\フッジッサーンが見えるスポットも。写真はてっぺんに雲がかかっているので分かりづらくてすみません。
9:00から発売のVIPチケット確保のため一度インフォメーションへ並び、昨日と同じ手順でパスをゲットした後はVIPテントに荷物を置いて会場をふらふらと。
わいわいしていると何やらステージ付近が騒がしい事に気づく。時間を確認すると9:30からの「JPTチームプレゼンテーション」がすでに始まっていた~~~~~!!
/(^o^)\
慌ててステージへ移動するも、宇都宮ブリッツェンのチームプレゼンには間に合わず…。
写真がないので心の目で見てください。
ステージではインザスカイ佐野こと佐野淳哉選手のお茶目なボケが炸裂!
走れて笑いも取れるぞマトリックスパワータグ。手を叩きながら笑っているのは、ベテラン狩野智也選手。
昨日の開幕戦で優勝したオーちゃん*2はまだ21歳。フレッシュ!フレッシュ!
鮮やかなスカイブルーのサイクルジャージが印象的なシマノレーシング。
プレゼンではシマノの秘密兵器ナカータこと中田拓也選手の2019年verが披露されるも司会の廣瀬専務理事から若干滑り気味との指摘が(笑)
地元三島で活動しているチームブリヂストンサイクリング。
弟であるシマノレーシングの黒枝咲哉選手へ一言!と言われ、ついつい無難なコメントをして場をほっこりさせる黒枝士揮選手。
イエロー×ブラックジャージが目立つ我らが那須ブラーゼン!!
トークはまだ緊張気味?な中村魁斗選手。昨日のレースでは好走を見せてくれました!
スタイリッシュなジャージのリオモ・ベルマーレ・レーシングチーム。
壇上の端で気配を殺していた(?)のに司会の廣瀬専務理事に見破られコメントするTKこと岸崇仁選手。
弟である宇都宮ブリッツェンの岡篤史選手へのコメントを求められ、真面目なコメントをしてしまい「マジメか!」と突っ込まれてしまう岡泰誠選手。
白川幸希選手のマイクを持ってあげる谷順正選手。去年は広島東洋カープとコラボもして地元を盛り上げていました!
弱虫ペダル作者の渡辺先生が監督。若手育成に力を入れている弱虫ペダルサイクリングチーム。
織田聖選手は昨日のレースでU23のネクストリーダージャージを早くも獲得。
ここまでの9チームと、今回不参加のキナンサイクリングチームの計10チームが2019年Jプロツアーのトッププロチーム。
選手の平均年齢はなんと21歳!!若さが眩しい「東京ヴェントス」。
所属メンバーが社会人から大学生まで幅広い選手が揃った「フィッツグルーン 日本ロボティクス」。
九州地方唯一の地元密着型プロチーム「VC FUKUOKA」。
ブリッツェンとブラーゼンに続く栃木第三のチーム「Honda 栃木」。
サイクリストには有名なショップが母体の「なるしまフレンド レーシングチーム」。
群馬県の地元密着型チーム「群馬グリフィン・レーシングチーム」。
カラフルなジャージが目を引く広島第二のチーム「eNShare-エルドラード」。
一目見ただけでラスボス感溢れる「Team UKYO」は、今年から再びJプロツアーに参戦。
以上の8チームがJプロツアーのプロチームです。*3
チームプレゼンはこの日に出走する選手が一同に揃うだけでなく、選手達の意外(?)な素顔を垣間見ることが出来ます。中には積極的に笑いを取りに行く選手もいたりして、チームプレゼンを見た後にレースで選手を見るとそのギャップに衝撃を受けるかも?
全てのチームのチームプレゼンが終了すると、選手達はローラー台を使って各々ウォーミングアップを始めていました。
チームピットの外からはこんな感じで選手の様子が見られます。
レースに向けて集中しているブラーゼンメンバー。
と思ったら、先にウォーミングアップを終えたイイトモこと飯野智行選手が、ローラー中の西尾憲人選手に何やらいたずらを始めた模様。
イイトモ選手!困ります!あーっ!いけません!!!*4
そんなこんなでレース前に選手や観戦仲間の方たちと話をしていたら、これまたあっという間にレースの開始時間に。
スタート地点の待機場所へ選手達が続々とやってきます。
本日の出走人数は105人。距離も昨日の倍以上に増えてサバイバルレースの予感…!!
昨日のレースを制したマトリックスパワータグは、今日のレースでも勝利を狙います。
スタートの合図と同時に飛び出していく選手たち。
自分も坂のあたりで観戦をするため、徒歩で移動しながら選手を応援。スタート・ゴール地点はレース解説が聞けるのでレースの流れを把握するのに最適ですが、スピードの落ちる上り坂付近は選手への応援が届きやすいのでオススメです。
あっ、オーちゃんが動いたぞ!!と思ったら、すかさずチーム右京とブリッツェンの選手達がチェックに入ります。
なかなか逃げが決まらず纏まって走るメイン集団。
周回を重ねていくうちに何名かの逃げ集団が。後ろを窺っているのはシマノの中田選手。
逃げ集団にいた選手が「more than fast!」と叫んでいるのが聞こえます。ペースを上げる逃げ集団とメイン集団との差は詰まるどころかどんどん開いていくばかり。
逃げ集団を追うべく強力な追走集団が出たものの、タイムアウトで追いつくことは叶わず。メイン集団を含めた大多数の選手がごっそりとレースを下ろされてしまいます。
そんな中、強力な逃げ集団から3名が飛び出しました。マトリックスパワータグのマンセボ選手、アイラン選手。そして私の最推し選手でもあるチーム右京の吉岡直哉選手!!
2:1の不利な状況のなか、強力なマトリックス勢に食らいつく吉岡選手。がんばれ!と応援しながらもうこの時点ですでに泣いている自分。
2005年ツールドフランス総合4位のマンセボ選手による強烈なアタック!!結果としてこのアタックが勝負を決定づけることに。
1位はマンセボ選手、2位はアイラン選手のマトリックスのワンツーフィニッシュでレースは終了。この日の完走者はわずか6名という衝撃的なレース結果に。
修善寺ロードレース2日目の表彰台。この日もてっぺんに上ったのはマトリックスパワータグ!3位はシマノレーシングのコータプロこと横山航太選手が追い上げて表彰台をゲット。
この日の敢闘賞はもちろんこの人!チーム右京の吉岡直哉選手。最後の方はハンガーノックになりながらも走り切った姿に感動です。
この日の結果を受けて、リーダージャージはオーちゃんからアイランに。U23のネクストリーダージャージは織田選手がキープ。
サバイバルレースを振り返りたい方はこちらのライブ配信を。
詳しいレース内容は各メディアの記事をご覧ください。
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海外勢の圧倒的な強さで幕を閉じたJプロツアー開幕戦の修善寺ラウンド。
波乱の幕開けにより終わった後は様々な意見がSNS上で飛び交いましたが、Jプロツアーはまだ始まったばかり。今後どんなレースが見られるのか、今からとても楽しみです。
とりあえず、少しでも気になった方はぜひ現地へ足を運びましょう!!!国内自転車ロードレースは面白いぞ!!
次回の広島ラウンドへつづく…かもしれない。