Jプロツアー開催地に関するアンケート
2019年のJプロツアー日程が発表されましたね!!
来年はどこへ行こうかな~?と、皆さん今から計画を立てられていると思いますが、開催地の中でどこの会場オススメか聞いてみたかったので、アンケート芸人復活しました。
Jプロツアーの会場(開催地)に関する簡単なアンケートです。
— きなこ@目くらましスクリーンセイバー (@ocawari4175) 2018年12月20日
観戦者の皆様、よろしければご協力お願いします🙇♂️https://t.co/4rdPwv4jG2
約5日間ほどの短い間でしたが、当初の予想よりも回答いただけました。ありがとうございます!!!!!
今回アンケートの対象とした会場(開催地)は、下の地図上に記した14箇所。2018年のJプロツアー開催地かつ、2019年も開催されるであろう場所*1を選んであります。
国内ロードレースファンには、お馴染みの場所が揃っていますね。
それでは、アンケート結果へ行ってみましょう!!
■あなたがお住まいの地域はどこですか?
今回のアンケートでは、関東地方(都内除く)の方が最も多く、都内と合わせると関東圏在住の観戦者が約8割と言う結果になりました。
これは北関東圏にプロチームが集中*2している事、地域密着型のチームが地元のサポーターによって支えられているのが大きな要因のひとつになっているのではないでしょうか。
ちなみに、2019年度Jプロツアー登録チームの運営法人所在地図*3は以下を参照ください。TOP-Pチーム、Pチームをはじめ、関東圏にチームが集中しているのが分かります。超有名企業T社のお膝元でもある東海地方がなんとも寂しいことに…。
実力のあるTOP-Pチームがいる関西圏もJプロツアーの開催地から外れています。*4
■あなたが会場へ行く時の主な交通手段は何ですか?
全体で見てみると「自家用車」派が約半数。「その他」の項目を見ても、「場所によって自家用車と公共交通機関の使い分け」をしたり、「公共交通機関や自家用車で最寄りまで行ってから輪行」、「現地でレンタカーを借りる」など、Jプロツアーの開催場所は、車ありきの前提で行く会場が多いのではと感じました。
ちなみに地域別で見ると上のような結果に。「その他」の項目にしているので分かりづらいかもしれませんが、やはり全体的に自家用車使用率が高めです。都内在住だと移動手段は「輪行」という方もそこそこいらっしゃいました。
■あなたが「アクセスが良い」と思った会場を3つ選んでください。
まずは「アクセスが良い」と思った会場の全体結果です。
予想通り、駅チカである「那須塩原駅前周辺コース*5」と「片岡駅周辺コース*6」に票が集まりましたね。「森林公園周辺コース*7」に票が入っているのは、ジャパンカップでもおなじみの会場だからでしょうか。
・「地域別」の結果です。
「那須塩原駅前周辺コース*8」がどの地域でも強い!!駅から徒歩すぐと言う立地に加えて、JR那須塩原駅が新幹線利用可能なのも大きな要因でしょうか。那須地域が観光地でもあるので、終わった後にゆっくり温泉…なんて楽しみ方も出来るのが嬉しいですよね。
・「交通手段別」の結果です。
ここでも「那須塩原駅前周辺コース*9」が人気です。他ではやや不人気な「日本サイクルスポーツセンター*10」が、自家用車観戦組では人気高めとなっています。
■あなたが「アクセスが悪い」と思った会場を3つ選んでください。
「アクセスが悪い」と思う会場の全体結果です。「日本CSC」と南魚沼RRの「三国川ダム周回コース」が同率でワースト1位に。3位は群馬CSC。ちなみに私は今年の群馬CSCでタクシー難民になったという苦い経験があります…。
・「地域別」の結果です。
安定のワースト3はどの地域でも同じような顔ぶれになっていますね。三国川ダム周回コースはカメムシ北陸地方がゆえの結果でしょうか。そして同じ関東圏のはずなのに、関東在住の方にアクセスが悪いと言われる群馬CSCェ…。
・「交通手段別」の結果です。
公共交通機関の方のワースト1位は同率で3箇所がランクイン。どの場所も駅からのアクセスの悪さがやはりネックですね。特に地方だと、電車やバスの本数が少ないのも足が遠のく原因のひとつになりそうです。自家用車組とその他組に不人気だったのは、日本CSCでした。
■あなたがロードレース観戦初心者を連れていくとしたら、どの会場を選びますか?1つだけ選んでください。
もしも、「ロードレース観戦初心者を連れて一緒にJプロツアーを見にいく」としたら、観戦者の方はどの会場をチョイスするのか気になってこの質問をしてみました。
・まずは「地域別」のおすすめ会場ランキングです。
その他地域の方の回答は、お住まいが東日本方面寄りか西日本方面寄りかでバラけた感じです。本当は細かく分析してもよかったのですが、そもそもの回答自体が少ないためまとめてしまいました*11。
・「交通手段別」のおすすめ会場ランキングです。
自家用車の方の交通手段ではワースト1の「日本CSC」がオススメしたい会場でなんと1位に!アクセスの悪さよりも「レースの見やすさ、分かりやすさ」を重視した結果でしょうか。
・おすすめ会場ランキング 全体の結果です。
全体的な結果としては上記のようになりました。アクセスの良さでダントツ人気だった「那須塩原駅周辺コース」がここでも1位に。続いて2位は「清原工業団地コース」、3位は意外にもアクセスが悪いという回答が多かった「日本サイクルスポーツセンター」でした。
・1位の「那須塩原駅周辺コース」を選んだ方のコメントです。
アクセスが凄く良い。コンビニなど近くにある。駅前がお祭りみたいで楽しい。(都内在住・公共交通機関使用)
アクセスのよさと、グルメなどレース以外も楽しめる。(都内在住・交通手段その他)
駅に近く、グルメも楽しめる。(関東在住・交通手段その他)
アクセスの良さ、おすすめ会場ランキングでも上位が目立った、那須クリテリウムの開催地「那須塩原駅周辺コース」。駅前と言うアクセスの良さはやはり大きな魅力。TOP-Pチームである那須ブラーゼンのお膝元でもあり、イベント会場もグルメが充実しています。
・「清原工業団地コース」を選んだ方のコメントです。
①ステージイベントでチームと注目選手、レース展開の解説 ②チームプレゼン ③出店が多く楽しい ④実況が聞こえる(都内在住・公共交通機関)
地元で近く車で行けて駐車場も会場に近い。コース沿道も空いていて迫力も感じてもらえる。出店も多くイベントとして楽しめる。季節も良い。(関東在住・自家用車)
都内から日帰りで行けて、宇都宮駅からシャトルバスが出ている。レース会場に屋台が複数出ていてご飯難民にならない。帰りに宇都宮駅周辺で餃子を食べるなどして観光気分が味わえる。(都内在住・交通手段その他)
駅前からは少し離れているものの、宇都宮ブリッツェンのホームであること、有料シャトルバスの運行に加えて、イベントやグルメが充実しているのがポイントになったようです。
3位は修善寺ロードレースをはじめ、TOJの伊豆ステージコースの「日本サイクルスポーツセンター」。
・「日本サイクルスポーツセンター」を選んだ方のコメントです。
わかりやすいレースコースだから。(関東在住・公共交通機関)
都内から比較的近く、日帰りでの参加・観戦が容易なため。また、競技地として定着しており、プランも練りやすいため。(都内在住・自家用車)
何度も行ってる場所だから。(都内在住・交通手段その他)
行き慣れてしまえば、アクセスの悪さもそこまで気にならないと言う感じでしょうか。修善寺駅からCSCまでのバスの本数がないのが、公共交通機関使用組にはネックかなと。今年のTOJ伊豆ステージでは都内からの観戦バスツアーが好評だったようなので、アクセス面での改善を願いたい会場です。
4位はジャパンカップロードレースでお馴染みの「宇都宮森林公園周辺コース」。
・「宇都宮森林公園周辺コース」を選んだ方のコメントです。
都内からのアクセスがいいから。(都内在住・公共交通機関)
ジャパンカップ開催地であり、近所で観戦慣れしている為。(関東在住・自家用車)
ジャパンカップの観戦を薦めるため。(中部在住・自家用車)
今年は会場近くの駐車場から無料シャトルバスを運行していました。宇都宮市内から多少距離があるのですが、ジャパンカップで行き慣れている場所なのが強み。スタート・ゴール地点では地元グルメも味わえ、今回は弱虫ペダル作者の渡辺先生のサイン会もありました。
5位以下はコメントのみ紹介します。
市街地でアクセスも良く、観客も多い。(近畿在住・自家用車)
駅から歩いていけるため。(都内在住・公共交通機関)
・「片岡駅周辺コース(やいた片岡ロードレース)」
駅からゴールが近いから。(都内在住・自家用車)
ロードレースが面白くなくてもマルシェなどで楽しませられるから。(都内在住・交通手段その他)
・「石川町周辺コース(石川サイクルロードレース)」
地域の人の協力体制がすてき。(関東在住・自家用車)
観戦コースがおもしろい、選手を近くで観れる、会場で食べものを購入できる。(東北在住・自家用車)
・「三国川ダム周回コース(南魚沼ロードレース)」
スタート見てからシャトルバスに乗れて、バスでダム上行くと390度見渡せる。ゴールも見れる。(関東在住・自家用車)
・「中河原町パークロード周回コース(維新やまぐちクリテリウム)」
見易いし、レース状況が分かりやすい。(中国地方在住・自家用車)
一般人にも解りやすく観光地であり、新幹線とバスで行け、またバスも多くの本数があるため。ゴール地点から徒歩圏内で下りや斜度のきついのぼりも見れるため。(中部在住・公共交通機関)
■どんな場所(会場)でロードレースを観戦してみたいですか?
開催出来る可能性の有無は置いておいて、自由に記述してもらいました。
・まずは具体的な開催地(場所)から。
松本
5月のラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンに合わせてパレスサイクリングでクリテリウム。
愛知県内(三河地方の山間部など)。
姫路城前の大手前通り。
京阪神地域の出来れば市街地から遠くない場所。(現在近畿圏でのJプロツアー開催が無いため)
以前あった湾岸クリテのように、東京23区内の会場。
都内。来年やる予定なので期待している。
都内
・シチュエーションも大事ですよね。
海沿い
ツールの超級山岳の様な景色の良い場所。
お祭りみたいな会場
自然豊かな広い道路
石畳がある会場・コース。
世界遺産の街中を走るレース。
温泉地
山岳賞が掛かるような山頂付近は見応えがあると思います。
・譲れない利便性。
なるべく都心でアクセスしやすい場所があれば
駅から近いか、駐車スペースがすぐ近くに充分ある場所。大田原は理想的でした。
自家用車の駐車スペースが広くてコースに近いところ
公園の周辺など疲れたら座れるなどのんびり出来る場所。
タクシーやレンタカーを使わないと行けない所以外であれば…。
交通の便が良い場所。
駅から近い。
飲食物の出店があって、買い出し等の不安がない事(夏場の水分補給とか)仮設ではないトイレがきちんとあること。
観戦しやすいとこ!
都心部だったら駅近。郊外なら送迎バスがあると助かります。足を怪我した時に観戦を諦めた事があるので。
駅チカ。トイレと食事が待たずにできて、バス待ちなど短くさくさく帰れるところ。
街中
公道
・実現したら面白そう!!
サーキットでのクリテリウム
国際マラソンのショートコース×2
高速道路
・走る姿がやっぱり見たい。
コースが見えやすいところ。
周回距離短くて何回もみることができるコース設定の会場。
たくさん走っている姿が見える会場。
どんな場所でもいいけれど、ロードレースは広いので、観戦ツアーに乗るみたいに、流れに乗れば観戦にベストなところで見れるのが良い。
・将来的にお願いしたい。
日本各地でバランスよくレースが開催されるといいなと思っています。現状は栃木県を中心に関東にレースが集中しているため、関西・九州のチームは長距離移動で苦労しベストなコンディションでレースに臨めないと聞いています。チーム間の移動の負担を均等化するためにも、全国のファンが現地観戦できるためにも、将来的に関東のレースを減らして九州、四国、東海で1回ずつ開催してもらえれば、と願っています。
アンケート結果は以上となります。
今回のアンケート結果を見て個人的に感じたのは、「会場までのアクセスの良さ」、「ロードレース以外でも楽しめるようなイベント」、「おいしいグルメ」がポイントになってくるのかなと思いました。
ロードレースを見るためだけに初心者の方が遠方へ出向くというのは、なかなか出来ない事だと思います。その土地に絡めた、「観光」や、「グルメ」など、プラスアルファで楽しめるようなものがもっとあればいいなと思っています。
家族連れを呼び込む工夫、女性を呼び込む工夫など、呼び込みたいターゲットに向けて何か新しい試みを企画したり働きかけてほしいです。
最後に、いただいたコメントをいくつか紹介させていただきます。
ファンを増やすためにも、初心者が気軽に来られる雰囲気づくりを!
閑散としている会場は行っても楽しくない。どんな会場でも、雰囲気が盛り上がっていると楽しい。
内輪では良い盛り上がりをしているが、いまいち一般の人にその面白さが伝わってる気がしない。
レース会場から遠い、不便である時は必ずシャトルバスを出して貰えると嬉しい。
都内でクリテリウムを開催して欲しいです。
また必ず那須でもロードレース復活させます。
近場でレースがあれば、観戦or立哨となりますが、楽しんでやりたいと思います。
ただ、何度か立哨をして感じたことは、特に公道レースですが、地元の方々、特にコース沿いの住民にとってロードレースは大変迷惑なイベントだと実感しました。
メイン会場以外で特に感じます。
住民の理解あってのレースという事を、選手、スタッフ、観戦者すべてに理解してもらいたいです。